活動レポート

  • 大会結果
  • 2017年04月16日

「第32回皇后盃全日本女子柔道選手権大会」で髙山莉加選手が3位入賞!

3位に入賞した髙山選手(右)、5位に入賞した児玉選手
写真:アフロスポーツ

4月16日(日)、横浜文化体育館で「第32回皇后盃全日本女子柔道選手権大会」が開催され、当社女子柔道部から稲森奈見選手(78kg超級・東京代表)、児玉ひかる選手(78kg超級・九州代表)、吉村静織選手(78kg級・東京代表)、髙山莉加選手(78kg級・東京代表)、梅津志悠選手(78kg級・東京代表)の5名が出場し、髙山選手が3位に入賞しました。

※皇后盃全日本女子柔道選手権大会とは
体重無差別で国内女子柔道の日本一を決める大会。今大会の出場選手は、全国10地区の代表選手34名と推薦選手(山部佳苗選手、田知本愛選手、朝比奈沙羅選手)3名の計37名。2017世界柔道選手権大会(ハンガリー・ブタペスト)の78kg超級 最終選考大会を兼ねて開催されました。

大会結果詳細

試合結果詳細

優勝 朝比奈沙羅(東海大学)
準優勝 田知本愛(ALSOK)
3位 髙山莉加(当社)
3位 緒方亜香里(了徳寺学園職員)

髙山莉加選手  3位

2回戦(初戦)を小椋香澄選手(旭川大学)に釣込腰と横四方固の合技で一本勝すると、3回戦では昨年の本大会優勝者でリオデジャネイロオリンピック78kg超級・銅メダリストの山部佳苗選手(ミキハウス)を相手に果敢に攻め、ゴールデンスコア(延長戦)の末、指導2で優勢勝しました。続く4回戦も藤原恵美選手(大阪府警察)との対戦で積極的に技を出し、ゴールデンスコアに入って相手が3つ目の指導をうけ反則負となり、準決勝に進出しました。準決勝では本大会優勝の朝比奈沙羅選手(東海大学)に、試合終了間際の4分47秒、払腰で一本負しました。全試合が78kg超級の選手との対戦となりましたが、3位入賞を果たしました。

児玉ひかる選手

社会人として初の大会となった児玉選手は、2回戦(初戦)を佐俣優依選手(帝京大学)に隅落で技ありをとり優勢勝。3回戦でも後藤美和選手(日光警備保障)に大外刈と崩袈裟固の合技で一本勝。4回戦は推薦選手の田知本愛選手(ALSOK)と対戦し、ゴールデンスコアに入って大外刈で一本負し、初出場で5位入賞となりました。

稲森奈見選手

2回戦(初戦)を井上あかり選手(環太平洋大学)に大内刈で一本勝。3回戦で本大会優勝経験がある緒方亜香里選手(了徳寺学園職)に内股で一本負しました。

梅津志悠選手

1回戦を石井優花選手(秋田県警察)に崩袈裟固で一本勝、2回戦は小林幸奈選手(龍谷大学)にゴールデンスコアの末、内股で技ありをとり優勢勝しました。3回戦では78kg超級の藤原恵美選手との対戦となり、果敢に攻めましたが崩袈裟固で一本負しました。

吉村静織選手

2回戦(初戦)で78kg超級の山本沙羅選手(ミキハウス)と対戦し、体格差のある相手に積極的に攻め指導1を与えましたが、ゴールデンスコアに入って隅落で一本負しました。

  • 髙山選手
  • 児玉選手
  • 稲森選手
  • 梅津選手
  • 吉村選手
  • 220名の大応援団

写真:アフロスポーツ

選手コメント

髙山莉加選手

今大会は2度目の出場でした。初戦から調子は良く、疲れることもなく試合をすることができました。
私は何も背負うものがなかったので伸び伸びと攻め続けることができました。
準決勝では払巻で一本負しましたが、全力を出して精一杯戦ったので後悔はありません。今回初めて入賞して、大きい相手にも勝つことができ、自信をつけることができました。
全日本選抜での負け、皇后盃での入賞を忘れずにまたゼロから鍛え直していきたいです。

児玉ひかる選手

応援ありがとうございました。
入社して初めての試合で緊張もありましたが、温かいご声援のおかげで落ち着いて戦うことができました。
試合は準々決勝で負けてしまったのですが、今後の課題も見えてきたので日々の練習の中で課題を克服していき、皆さまの応援に応えていけるようがんばりたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いします。

稲森奈見選手

いつも大きなご声援ありがとうございます。
今大会で5度目の出場となりましたが、まだ一度も入賞経験が無かったので、次こそはという思いが強く試合が楽しみでした。
結果は3回戦敗退で、目標にしていた優勝とは程遠い結果となり悔しい気持ちでいっぱいです。
今後は、組み手と受けの強さと地力を身に付けて、まずはしっかりと国内の大会で優勝できるように地道な稽古を積んでいきたいです。

梅津志悠選手

たくさんの応援ありがとうございました。
今回は急遽出場することになりましたが、気負いせずに戦おうと思い試合に挑みました。
結果は3回戦で負けてしまい、入賞することは出来ませんでした。まだまだ地力が無いと痛感し、とても悔しいです。
組み手の雑な部分や技出しの遅さなど、反省点はたくさんありますが、この負けを無駄にせずに今後に活かしていきたいです。
これからも応援よろしくお願いいたします。

吉村静織選手

いつも温かいご声援ありがとうございます。
今大会では全日本選抜で負けた悔しさを晴らしにいこうと思っていましたが、初戦で負けてしまいました。
組み手や、投げる技をつくるという課題がまだ克服できていないと感じました。
もう一度自分の柔道や柔道に対する気持ちを考え直して、課題から逃げずに向き合いたいと思います。