知ってる? 竜巻から身を守る対策

竜巻とは

竜巻とは、積乱雲に伴い発生する、激しい渦巻きのことを指します。日本では、季節を問わず全国で発生しており、台風や寒冷前線等、積乱雲が発生しやすい気象条件では竜巻が発生しやすくなります。竜巻は、短時間で狭い範囲に集中して大きな被害をもたらすため、竜巻の予報や前兆等を確認したら、無理な外出はしないようにしましょう。

気象庁「竜巻分布図」をもとに2017年3月作成

竜巻の覚えておくべき5つの特徴

  • 1

    竜巻は夜間より昼間に多く確認されており、11時〜18時の間がピークといわれている。

  • 2

    竜巻の発生は、7月から11月にかけて多い傾向がある。

  • 3

    特に発達した巨大積乱雲「スーパーセル」は、強雨やひょうをもたらすことがある。

  • 4

    竜巻の移動スピードは、過去に時速約90キロメートルを記録したこともある。

  • 5

    日本の竜巻は数分〜30分ほどで収まるものが多いが、海外では数時間におよぶものもある。

気象庁「アメリカで発生するトルネードとの違い」をもとに2017年3月作成

意外と知らない竜巻のこと

屋外にいるときは、どこが安全? 屋外にいるときは、どこが安全?

竜巻発生時に街中にいる場合は、なるべく頑丈な建物に入り、窓から離れるようにしましょう。また、車を運転しているときは、交通の邪魔にならない場所に車を停め、ただちに頑丈な建物内へ避難してください。もしひょうが降り出したら、早めに屋根のある駐車場等に避難しましょう。

「きのこ雲」は竜巻発生のサイン? 「きのこ雲」は竜巻発生のサイン?

「雷鳴が聞こえる」「かなとこ雲(※)が広がっている」といった現象は、竜巻が来る前兆にあたります。いつもと違う雲を見かけたら注意が必要です。竜巻の発生源は「積乱雲」ですので、雲の変化に注意し、室内への避難や車の保護をするなど、事前に危険を回避しましょう。
※頂上部分が広がって平らに広がった、きのこ状の雲。

竜巻は、「ひょう」を降らせる? 竜巻は、「ひょう」を降らせる?

「ひょうが降り出す」「真っ黒い雲が近づく」といった現象は、竜巻が近づいているときの前兆にあたります。急に空が暗くなったり、ひょうを伴った冷たい風が吹いてきた場合は、発達した積乱雲が近くにある可能性がありますので、すぐに頑丈な建物内へ避難しましょう。

「耳鳴り」を感じたら、竜巻が目の前に迫っている? 「耳鳴り」を感じたら、竜巻が目の前に迫っている?

急激な気圧の変化により、「耳鳴り」等、耳の異常を感じたときは、目の前に竜巻が迫っているおそれがあります。屋内にいたとしても、窓や壁から離れたほうが安全です。物置や車庫等は倒壊の危険がありますので、避難場所にはしないようにしましょう。

竜巻発生が予想される地域を調べる方法がある 竜巻発生が予想される地域を調べる方法がある

気象庁は「竜巻注意情報」に加え、竜巻等の激しい突風が発生しやすい地域の分布と、1時間先までの予報、「竜巻発生確度ナウキャスト」を提供しています。竜巻発生の可能性がある地域を確認し、無理な外出はしないようにするなど、事前に対策を取るようにしましょう。

important

竜巻の前兆や避難方法を知る。竜巻に備えよう

事前準備天候の変化を察知し、事前に危険を回避する

竜巻の発生源は「積乱雲」ですので、天候の変化に注意し、危険を回避しましょう。「雷鳴が聞こえる」「かなとこ雲が広がっている」「真っ黒い雲が近づく」「冷たい風が吹き出す」といった現象は、遠くに竜巻がある、または竜巻が近づいている可能性がありますので、室内への避難や車の保護を素早く行うようにしましょう。

事前準備竜巻発生を知らせるアプリや予報を活用する

竜巻発生のアラート機能があるアプリや、気象庁が発表する「竜巻注意情報」、また激しい突風が発生しやすい地域の分布や1時間先までの予報を行っている「竜巻発生確度ナウキャスト」を活用すれば、竜巻の防災に役立てることができます。アプリや予報を確認し、外出を控えるなどして、竜巻の被害から身を守りましょう。

発災直後竜巻から避難する

自宅にいるときは、窓が割れないように雨戸を閉め、トイレや浴室等、風通しの悪い場所へ避難しましょう。また、街中にいるときは頑丈な建物に入り、できる限り地下室や風が吹き込まない場所に避難してください。また、車を運転しているときは、交通の邪魔にならない場所に駐車し、ただちに頑丈な建物内へ避難しましょう。

事前準備竜巻がもたらす降雹(こうひょう)に備える

竜巻はひょうをもたらすことがあります。普段、屋根のない場所に駐車することが多い車は、降雹(こうひょう)による被害に遭いやすいため、圧縮袋に入れた毛布等、車体を覆えるものをトランクに準備しておくなどして、車を守るための対策を取りましょう。ひょうに強いカーポートを建てるのも一つの手段です。

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