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今すぐできる被災時の緊急実践知恵袋

毛布や衣服で、応急担架を作ろう。

~24時間

応急処置

災害が起こると、ケガ人をはじめとした移動が困難な人のために担架が必要になります。多くの人が同時に担架を利用し、数が足りなくなってしまうときは、身の回りにあるものを使って応急担架を作りましょう。

身近なもので応急担架を作ろう

【用意するもの】

  • 1. 毛布、または衣服やシーツ等大きめの布
  • 2. 竹竿等の長い棒

応急担架は、毛布で作ることができます。

①毛布を横向きにし、左から3分の1のところに竹竿を置いて折り返します。
②折り返した辺の端に十分な余裕をとり、竹竿をもう1本置いて、右側も折り返します。
③最後に、右側から折り返した毛布を左の竹竿にかけて折り返せば完成です。

もし竹竿等の棒がない場合は、毛布の両端をしっかり内側に巻いて上からつかんで運びましょう。

毛布の代わりに衣服を利用して作ることもできます。5枚以上の上着を準備し、上着のボタンを掛けたまま両側から袖を竹竿に通せば完成です。毛布や衣服以外にも、シーツ等大きめの布を担架の代わりに活用することもできます。担架がない場合でも身近なものを使うことで、なるべく患者に負担を掛けず移動できるようにしましょう。ただし、患者の状態や重量等、移動に困難が生じる場合は無理をしないことが大切です。

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