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安全運転のポイント-交差点の事故パターンと原因・対策-


右折時衝突

右折時衝突の典型的なパターンは対向直進車との衝突ですが、これには、主として4つのケースがあります。
(1) 対向右折車のために対向車線の状況が確認できず、直進車の発見が遅れて衝突する(図3)
直進車の有無が確認できないにもかかわらず、「直進車はいないだろう」と誤った判断をして右折することが大きな原因と考えられます。したがって、対向車線の状況が確認できないときは、対向車線の状況が確認できるところまで、徐々に進行して一時停止し、対向車の有無をよく確認する必要があります。
(2) 対向車に道を譲られて右折し直進車と衝突する
道を譲られると「早く右折しなければ道を譲ってくれた相手に悪い」と考えて、安全を確認しないまま右折していくことが大きな原因と考えられます。したがって、道を譲られたときでも、対向車の側方の状況が確認できるところまで徐行して進んで一時停止し、側方の安全確認をする必要があります。
図3

(3) 対向直進車の後方を進行してくる車と衝突する(図4)
対向直進車がトラックやバスなどの大型車の場合、その後方が死角となり後続の直進車が見えない状態になります。そのため「後続車はいないだろう」と判断して大型車の通過直後に後方の状況を確認しないまま右折していくことが大きな原因と考えられます。したがって、対向直進車の通過後には必ず後方の状況を確認する必要があります。
(4) 対向直進車を確認していながら、速度や距離の判断を誤って衝突する
対向直進車が車体の小さい二輪車の場合によく起こるもので、対向直進車の速度を実際よりも遅く判断したり、実際よりも遠くにいるように判断して「自車のほうが先に右折できる」と考えて右折をすることが大きな原因と考えられます。また、夜間はヘッドライトしか見えないケースが多いため、対向直進車の速度や距離の判断を誤りやすくなります。したがって、対向直進車が接近しているときは無理をせずに通過するのを待つ必要があります。
図4


交差点を安全に進行する義務
交差点とその付近は最も事故が多発する場所です。そのため道路交通法第36 条第4項において「車両等は、交差点に入ろうとし、及び交差点内を通行するときは、当該交差点の状況に応じ、交差道路を通行する車両等、反対方向から進行してきて右折する車両等及び当該交差点又はその直近で道路を横断する歩行者に特に注意し、かつ、できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない」と定められています。
交差点とその付近ではわずかな油断や気の緩みが事故につながりますから、常に緊張感を持った慎重な運転が求められます。


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