旅行に関するとあるアンケートでは、国内旅行での平均宿泊日数は2日~3日という調査結果が出ています。一方で、海外旅行になると、平均宿泊日数はおよそ1週間。海外となると滅多に行く機会が作れないため、長期の休暇を利用して長く滞在する人が多いようです。休暇を利用して行くせっかくの海外旅行、初日から最後まで満足に楽しむためにも、体調管理には気をつけたいものです。

そこで、今回は海外旅行中に考えられる体調不良や、それらの対策方法、渡航前に準備しておきたいものなどについて紹介します。「持病があるけれど、海外旅行に行きたい」と考えている人も必見です。

海外旅行中に考えられる体調不良

  1. 時差ボケ

    海外旅行先でまず悩まされる症状が、「時差ボケ」です。時差によって自律神経が乱れ、眠気や頭痛が起こります。対策として、渡航前から徐々に現地時間に合わせて行動するようにして、旅行先の生活スタイルに体を慣らしておくという方法があります。現地についてから、あまりにも眠くてつらい場合は少しだけ仮眠を取るようにしましょう。また、夜は寝付きが良くなるように、少量のお酒を飲むなどの対策方法も効果的です。

  2. 食あたり

    日本とは異なる海外の食事では「食あたり」になる可能性があります。特に、東南アジアや亜熱帯地域など日差しが強い地域では、食材が傷みやすいため、食事やジュースを口にする際には十分な注意が必要です。また、食事以外にも、水道水などの生水が原因で下痢や腹痛を訴える日本人も多くいます。歯磨きやうがいで水道水を使用しただけで食中毒になったという例もあるため、旅行中ではミネラルウォーターを常備しておくのが望ましいといえます。

  3. 感染症

    その他にも、マラリアやデング熱、狂犬病など虫や動物が原因による感染症、風邪やインフルエンザなど人との接触による感染症にかかる可能性もあります。感染症には、渡航前に予防接種を受けるなどの対策が望ましいとされています。

体調不良を防ぐことができるのは自分自身。楽しい海外旅行にするためにも、しっかりと対策をしておくことが大切です。

持病がある場合

持病がある人は、渡航前にかかりつけ医の診察をきちんと受ける必要があります。海外旅行先で起こりうる持病に関する不安は事前に相談しておき、食べてはいけないものや、注意することなどを教えてもらいましょう。また、英文のカルテを用意してもらう必要もあります。言葉で持病の症状をきちんと伝えられない場合でも、英文のカルテがあれば現地の医師が適切な治療を施してくれるので安心です。

持病が現地で再発・悪化し、治療を受ける必要が起きた場合に備えて、海外旅行保険に加入するなどの対策も必要となります。海外旅行保険に加入しておけば、旅行中に持病が悪化してしまっても、十分な補償額を受け取り、高額な治療費や入院費を賄うことができます。

個人でできる対策としては、旅行日に向けて体調を整える、いざというときのために日頃使用している薬を宿泊日数分より多めに持って行くなどの方法が挙げられます。

海外旅行保険を選ぶ際の注意

海外で怪我や病気をしてしまった場合、現地の病院で治療を受けると高額な医療費を請求される場合があります。不安を感じる人は、海外旅行保険に加入しておくと医療費の負担は軽減されるので安心です。しかし、保険会社や海外旅行保険のプランによって補償内容に違いがあるため、しっかりと選定する必要があります。旅行先での怪我や病気の補償は万全でも、持病については補償されないものもあります。また、妊婦の体調不良や突然の出産などには適応されない海外旅行保険もあるので、自分に適した海外旅行保険を選ぶことが大切です。

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