危険情報とは、外務省が公式に発表する海外での注意を促す情報のことです。国や地域によっては、治安情勢が悪い場合や感染症の恐れがある場合があります。そういった国や地域に行く旅行者に、注意を促す警告として危険情報が発令されます。その国で注意しなければならない事柄に加え、各国の安全対策情報なども記載されています。

自分の身を守るためにも、渡航を計画している海外旅行先にそのような警告が出ていないか事前に確認しておきましょう。 また、各国の日本大使館のホームページにも、その地域の治安情勢や感染症の注意情報などが記載されていますので、併せて確認を。

ここからは、海外旅行に行く前に調べておきたい事柄を紹介します。

日本の常識は海外では通用しない

日本では当たり前の 食文化やマナーが、海外ではタブーだということもあります。例えば、サウジアラビアでは法的に飲酒が禁止されていたり、タイでは女性は仏僧に触れてはいけないなどの規則が定められていたりします。国によって法律や規則が異なるため、日本の常識は海外では通用しないものだと認識しておきましょう。また、行き先の宗教や文化などによってタブーとされる事柄もあるので、事前にその国の風習や規律などを調べておきましょう。軽率な行動によって現地住民の気分を害する恐れもあるため、注意が必要です。

危機管理意識をしっかり持つ

日本人は、往々にして危機管理意識が薄いといえます。特に、海外旅行では解放的な気持ちから気が緩み、さらに危機管理意識が薄くなる傾向があります。例えば、夜間に出歩かない、露出を控えた服装を心掛けるなど、日本では意識して気をつけているようなことも、海外旅行で気持ちが大きくなってしまうとつい忘れがちに。旅行を楽しみつつも、気は引き締めて行動しましょう。
また、観光地や人が多く集まる場所は、スリの被害が多発しています。特に、パリはスリが多発しており、日本人だけでも1日に数十件、観光シーズンには数百件もの被害が出るといわれています。人混みが多い場所では、犯人が特定されにくく、さらに犯行に気づかれにくいといった特徴があるので注意が必要です。
他にも、地域によっては少し歩いただけで治安ががらりと変化するところもあるため、海外旅行先の滞在先だけでなく、その隣町など広範囲の治安を調べておくべきです。地域によっては、夜間のみならず日中も危険な場合もあるので、危険情報で注意されている地域にはできるだけ近付かないようにしましょう。

海外ならではの感染症

デング熱やエボラ出血熱などのウイルスが、海外から持ち込まれていることをご存知でしょうか。海外には、日本ではまだ発症例が報告されていない感染症が多く潜んでいます。海外旅行に出かけ、感染症にかかってしまったという日本人旅行者も少なくはありません。「元気だから大丈夫」と油断していると楽しい海外旅行が台無しになるかもしれません。
日本で感染症にかかったことがない人でも、海外のウイルスには感染する可能性が十分あります。そのため、大人や子ども、体力や免疫力に限らず、マスクやアルコール除菌などの感染症対策をきちんと施す必要があるのです。また、旅行先によっては、事前に予防接種を受けることが義務付けられていることも。

終わりに

以上の事柄を渡航前に調べておくことで、海外旅行をより安全に、そしてより楽しいものにできます。自分の身を守るためにも、危険情報はしっかりと頭に入れておきましょう。なお、外務省などのホームページで海外旅行先に「危険勧告」が出されていても、旅行が強制的に中止されることはありません。これは旅行会社のツアーに参加する場合も同じです。個人の判断で海外旅行を延期、または中止するか決めることができます。
より手軽に危険情報を知りたい人は、スマートフォンでダウンロードできる危険情報アプリを活用するのもおすすめです。渡航先の危険情報をその場ですぐに入手できるため、非常に便利です。自分の身の安全を守る行動を心掛け、海外旅行を楽しみましょう。

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