海外旅行の醍醐味は、住み慣れた国とは違う土地で違う文化や風景に出会うことにあります。旅行先では繁華街などでショッピングを楽しむのもいいですが、現地ならではの雄大な自然を満喫するというのもいいでしょう。海外の山や森には日本とはまた違った良さがあるので、十分に楽しむことができます。
しかし、山や森で自然を楽しむ際は、“遭難”には気を付けなければいけません。日本でも遭難のニュースが報道されることがありますが、海外では全く土地勘がないため、遭難の危険性は高まります。海外旅行先で遭難した場合、救出にかかった費用などはどうなるのでしょうか?

海外旅行での遭難のケース

前述したように、日本でも遭難事故は起こっています。その数こそ多くはありませんが、毎年一度は報道されています。日本の場合は登山者の遭難がほとんどですが、海外旅行先での場合はどうなのでしょうか?
海外旅行先での遭難事故の場合も、登山中のものが多いようです。海外には有名な山が多く、登山を目的とした海外旅行を計画することもあります。日本の山とは性質が異なっていることを軽視していたり、海外旅行の高揚のなかで普段の実力以上の山に登ってしまったりと、海外旅行ならではの失敗もあるでしょう。
また、海外旅行先での遭難は山だけではありません。過去に起こった遭難事故の一例では、万里の長城での遭難があります。この遭難事故が起きた時、中国では半世紀ぶりの大雪となっていてコンディションは最悪でした。そんな状態で万里の長城、しかも観光客があまり近寄らない場所まで行ったためにこの遭難事故が起こったとされています。
また、海外旅行先では船に乗ることも多いですが、その船が遭難してしまったというケースもあります。このように海外旅行先では様々なケースで遭難の危険性があるため、万が一のために備えておくことが大切です。

海外旅行保険を契約しよう

前述したように、海外旅行先でも遭難には気を付けなければいけません。万が一のことを考えて、保険に加入しておくことが大切です。日本の保険は海外では適用されないため、一般的な生命保険や医療保険ではいけません。海外旅行の際には、海外旅行保険に加入しておきましょう。
海外旅行保険は、旅行に出発した時点から帰宅までの間が補償の対象となっていて、移動中に事故にあったとしてもしっかりと補償を受け取ることができます。海外旅行保険なら遭難事故も補償の対象となるので、万が一のときも安心です。ただし、この保険でもすべての状況に対応しているわけではなく、なかには対象外となる場合もあります。そのひとつに、山岳登はんがあります。
山岳登はんと一般的な登山は、使用する道具などによって分類されます。ピッケルやアイゼン、ザイル、ハンマーといった登山用具を使用する場合には、山岳登はんだと判断されます。雪山登山レベルならこの範疇ではありませんが、エベレストの登頂など極めて危険が伴う場合が対象です。こういった場合では遭難しても補償されないので注意しましょう。
また、海外旅行保険はその都度契約しなければいけないということも覚えておきましょう。一般的な保険は一度契約すると年単位で加入することになりますが、海外旅行保険は旅行の度に契約しなければいけません。

海外旅行先では気が大きくなっていたり、普段とは違うことがしたいと思ったりすることから、事故にあいやすいといえます。たとえそんな気持ちがなかったとしても、普段との環境の違いから巻き込まれることもあります。遭難事故なんて巻き込まれるはずがない、と思う人もいるかと思いますが、何が起きるかはわかりません。万が一のときに備え、海外旅行保険を忘れず契約しておきましょう。

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