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住友海上火災保険株式会社(社長・植村裕之)は、アメリカン・インターナショナル・グループ・インクの100%子会社であるAIGファイナンシャル・プロダクツ(AIG-FP)と住友海上の重要顧客向けデリバディブ業務について独占提携することで合意しました。両社は、最先端の金融デリバティブ、ストラクチャード・ファイナンス技術を活用したテーラーメイドのリスク・マネジメントサービスの提供を共同で展開していきます。
1.具体的な提携内容
・具体的な提携契約は、AIG-FP日本法人バンク・エー・アイ・ジー証券会社と交わし、サービスの提供は、必要となる許認可取得に合わせて、順次開始していきます。
・業務内容は、以下のとおり保険業法により認められる金融商品の絡んだ幅広い取引を想定しています。
金利スワップ、為替スワップ、エクィティー・スワップ、アセットスワップ、
金利先物取引や金利先渡取引、金利キャップ、金利カラー、金利フロア取引、
その他差金取引契約及びこれらのいずれかの取引又はその複合取引に関する
オプション取引、及び、これらに関連又はリンクする、ローン、手形、債券、
ワラント等
・基本的には、既成商品を大規模に販売する方式ではなく、あくまでも、お客様との深い信頼関係を基に、そのニーズに対する的確かつきめ細かなサービスを提供していきます。
2.販売方針
・本サービスは住友海上の重要顧客に提供します。
・デリバティブ業務は、大きな資本力を背景に規模を追求し、トレーディング収益の獲得を目指すのが一般的です。これに対して、当社の方針は、規模の拡大、トレーディング収益は追求せず、専ら保険会社としての特質を生かし、お客様固有の高度で幅広い問題に対して、付加価値の高いテーラーメードのリスク・マネジメント・ソルーションを提供し、あくまで提供するサービスの付加価値の高さに収益を求めることを目指します。
3.本提携の位置づけ
・世界の金融業界は、現在2つの変革の中にあります。
1)金融機関の役割が、これまでの資金仲介業者に加えて、リスク仲介(移転)業者という性格の重要性が増加した。
2)加速化する規制緩和の中、業界の垣根が崩れ、複数の市場にまたがる金融取引や業際間の隙間を衝くような金融商品の活発な利用が始まった。
これらの傾向は、遅ればせながら、わが国においても加速度的に広がっています。
・当社は、このような経営環境の変化に対応するため、これまでの保険を通じたリスク・マネージメントサービスを更に発展させ、新たな金融サービス業務を拡充していく予定です。
・その中でもとりわけ最先端の金融デリバティブ、ストラクチャード・ファイナンス技術の活用は重要な位置を占めると考えており、本提携は当社金融サービス業務の大きな柱として位置付けています。
4.提携の経緯
・提携に至った背景には、双方が根本に保険業というカルチャーを共有し、長年に渡る交流があったという点があります。
・当社の有する顧客基盤及び日本国内企業に対する与信能力と、AIG-FPが有する高度な商品開発力及び市場リスクの管理・許容能力を補完的に組み合わすことにより、早期に高度なデリバティブ・サービスの確立を目指す当社の考え方と、日本での業務拡大を目指すAIG-FPの考え方が、合致したためです。
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