ニュースリリース

2008年4月24日

事業継続マネジメントシステム(BCMS)第三者認証制度について


1.英国規格BS25999-2

英国規格BS25999-2は、2007年11月に英国規格協会から、BCMS(事業継続マネジメントシステム)の第三者認証用規格として発行されました。BCMSは、「企業の事業継続活動を遂行する活動の中で、事業継続態勢の確立、事業継続計画の策定などBCM導入・運用、監視、レビュー、維持及び改善を担う部分」と定義されています。これは事業継続に関する能力を維持・向上させるための仕組みであり、事業継続の目標を定め、これを達成するために必要な組織の組成、方針の決定、計画の作成、責任権限の決定、手順・プロセスの明確化及び経営資源の再配分などの要素により構成されるシステムを指します。


2.BCMS第三者認証制度に対する企業の関心の高まり

英国規格は、英国国内のみならず国際的に認知・評価されている規格のため、企業の関心は世界的に高い状況です。現時点、世界的に300社程度が英国規格BS25999-2の認証取得を目指すことを決め、その審査を待っている状況にあると言われています。本コンサルティングはこれらニーズに対応します。


3.BCM国際標準化の動き

(1) 英国規格BS25999との関係
  英国規格は、これまで以下ISOのベースとなっており、また英国規格の95%が国際規格(ISO)の原案として採用されています。BS25999はBCIが作成したガイドラインなどがベースになっています。
 
品質マネジメント規格ISO9001 BS5750
環境マネジメントシステムISO14001 BS7750
情報セキュリティマネジメントシステム規格 BS7799
(2) 国際標準化
  ISOでは、企業や自治体などの緊急時対応について国際標準化することを決定しました。英国からBS25999、米国・カナダ、オーストラリア、イスラエル、そして日本も国際標準の提案を行いました。2009年以降にBCMのISO化が実現する予定です。


4.BCIとBCIジャパンアライアンス

BCI (The Business Continuity Institute; 事業継続協会)は、BCMに携わる専門家の支援とガイドラインの提供を目的として、1994年に英国で設立された会員制組織です。現在世界85カ国に4,000名以上の会員を有しており、日本では2003年12月にインターリスク総研がBCI日本支部代表として認定されました。BCIはBCMに関するガイドラインの作成やセミナーの開催などを通じ、全世界へBCMの普及・啓発活動を行ってきました。日本でのBCIの活動は、日本・海外の企業・大学、NPOの22の機関が連携して、「BCIジャパンアライアンス」を組成し、普及・啓発などの活動を行なっています。



以上