ニュースリリース
平成15年2月24日
 
企業とNPOのコラボレーションによるモンゴル支援事業をスタート
特定非営利活動法人
ワールド・ビジョン・ジャパン
三井住友海上火災保険株式会社

特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン(事務所:東京都新宿区 常務理事・事務局長 片山信彦)と三井住友海上火災保険株式会社(社長:植村裕之)グループ社員の社会貢献団体「スマイルハートクラブ」は、2002年秋から協働でモンゴル支援事業をスタートしました。

1.手編みセーター支援
三井住友海上社員を中心とした社内外のボランティアによる手編みセーター643着を、モンゴルのウランバートル地域で長く厳しい冬を越すための防寒衣料を子どもたちへ届けます。モンゴルでの輸送、配布をワールド・ビジョン・ジャパンが担当し、2月13日に日本を出港しました。中国天津の新港からウランバートルまでは陸路輸送で送られます。
スマイルハートクラブでは、1992年より手編みセーターを旧ユーゴスラビアなど世界の紛争被災地域の子どもたちへ届ける活動を続けており、今までに送ったセーターの総数は3,220枚に上ります。「セーターは編み手の心を現地の子どもに届けるための入れ物である」という思いから、中古のセーターではなく、1人1人が編んだ手編みのセーターを、編み手の名前をローマ字で記した紙の名札とともに届けています。

2.モンゴル女性の羊毛加工技術研修プロジェクト
また、スマイルハートクラブからの寄付を受け、ワールド・ビジョン・ジャパンは経済的に困難な状況にあるモンゴルの女性たちが地域の資源である羊毛を自らの手で加工できるようになるための技術研修プロジェクト(2002年10月〜2003年9月)をスタートしました。
現在、モンゴルの生産者から市場に出される羊毛の多くは未加工であるため、非常に低価格で買い取られています。加工技術を持たない生産者の収入は非常に低く、地域資源の正当な恩恵を受けることができない状態です。このプロジェクトでは、参加した女性が収入創出の手段を得て家計収入を向上させること、積極的に社会経済活動に参加することにより、地域の諸問題解決に自ら関わっていく自信をもち、自立していくことを目指しています。

なお、三井住友海上では、グループ社員が手編みセーターを受け取った子どもたちと交流するモンゴルツアーについて、ワールド・ビジョン・ジャパンと企画中です。

ワールド・ビジョンとは?
特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパンは、国連経済社会理事会に公認・登録されたキリスト教精神に基づく国際的な民間援助機関(NGO)である、「ワールド・ビジョン」を構成している、日本の民間援助機関です。2002年度はチャイルド・スポンサーシップによる地域開発事業や、カンボジアHIV/エイズ対策事業、アフガニスタン支援・南部アフリカ食糧危機支援などの緊急・復興援助事業など、25カ国62事業を行い、支援総額19億3,659万2,290円規模の活動を行いました。

スマイルハートクラブとは?
スマイルハートクラブは、三井住友海上グループ社員の毎月の給与の端数(100円未満)を積み立てて「社会貢献」に役立てる社員の任意団体です。積み立てた資金は、会社がマッチングギフトを上乗せして全国の環境・福祉NPO等に寄付するほか、社員のボランティア活動資金補助に活用します。
また、チャリティー・イベントの開催、チャリティー・クリスマスカードによる世界の紛争・被災地域の子どもたちの支援活動等を行っています。
セーター荷詰め作業の様子
ボランティアによる手編みセーター

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