• 2013年5月8日

〜東日本大震災から学ぶ〜
ハンドブック「こどもを地震・津波から守る知恵」を発行

株式会社インターリスク総研
三井住友海上火災保険株式会社
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

MS&ADインシュアランス グループの株式会社インターリスク総研(社長:近藤 和夫)および三井住友海上火災保険株式会社(社長:柄澤 康喜)、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(社長:鈴木 久仁)は、ハンドブック「こどもを地震・津波から守る知恵 〜東日本大震災から学ぶ〜」を発行し、今般、東北地方を中心に配布を開始します。

本冊子は、インターリスク総研が宮城県内の保育・児童施設で開催したワークショップと、小学生以下のこどもを持つ保護者の方々を対象に実施したアンケート調査の結果を踏まえて、保育・児童施設や家庭における地震・津波対策についてわかりやすくまとめたものです。

MS&ADインシュアランス グループは、今後も、大規模地震等への備えとして、皆さまの生活の安定に寄与する情報の発信やサービスの提供に努めていきます。

1.ハンドブックの概要

表紙イメージ

本冊子は、東日本大震災で被災された方々の体験を、“子どもたちを守るための知恵”としてまとめたもので、インターリスク総研が開催したワークショップに参加された宮城県内の保育・児童施設長の方々の体験談と、小学生以下の子どもを持つ保護者の方々へのアンケート調査結果に基づいて制作しました。

(1)保育施設・児童施設でのワークショップ

[1] 内容:
5〜8名単位のグループディスカッション
[2] 実施時期:
2012年11月〜12月
[3] 参加者:
宮城県内の保育施設・児童施設の園長・所長、主任教諭等の役職員

(2)保護者アンケート

[1] 調査方法:
インターネットによるアンケート調査
[2] 実施時期:
2013年2月
[3] 対象:
東日本大震災で被災し、当時小学生以下の子どもとともに避難生活をされた保護者
[4] 回答数:
206人
(自宅以外での避難者103人、自宅避難者103人)

2.発行の目的

わが国では、今後、南海・東南海地震をはじめとする大規模地震や津波が高い確率で発生することが予想されています。こうした大災害から、こどもの命を守るためには、東日本大震災の体験を通して得られた貴重な“知恵”を集め、後世に伝えていくことが必要です。
本冊子は、これらの“知恵”を、有事における具体的な行動に活かしてもらうことを目的としています。また、国の未来を担う子どもたちの命を守り、健やかに育てていくための、安心・安全な社会づくりへの貢献を目指しています。

3.今後の展開

東北地方を中心に、三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保が主催するセミナーやイベント等での配布を予定しています。

掲載項目一覧

はじめに

第1章 家庭で子どもを守る知恵

地震編

  • 家具の配置の見直しや耐震化(固定など)をしましょう
  • 家族間で災害が起こったときの対応を決めておきましょう
  • 家族で災害対応の基本を学びましょう
  • 避難生活に役立つ備品を準備しましょう
  • こどものための備蓄を準備しましょう
  • 自宅周辺地域での防災コミュニケーションを「密」にしましょう
  • 「万が一の費用」のために損害保険をうまく活用しましょう
  • 「正しい」情報を収集しましょう
  • 必要なものを持ち出しましょう
  • 心のケアを考えましょう

津波編

  • 避難場所、避難ルートを確認しておきましょう
  • 家族の間で避難ルールを決めておきましょう
  • 持ち出し品の優先順位を決めておきましょう
  • 地域の連携を大切にしましょう
  • 取り決めにこだわりすぎず、柔軟な状況判断をしましょう
資料編
〜保護者アンケート調査結果〜

第2章 保育施設で子供を守る知恵

地震編

  • 保育施設の耐震性を確認しましょう
  • 内部の安全化を図りましょう
  • 保育施設に備蓄しましょう
  • 緊急時の連絡手段を複数確保しましょう
  • 災害時対応について保護者と事前取決めを交わしましょう
  • 素早い避難実施に向けて工夫しましょう
  • マニュアルを策定し、訓練を行いましょう
  • 教職員への配慮も忘れないようにしましょう
  • 近隣の人々と連携しましょう
  • 落ち着いて子どもを引き渡しましょう
  • 保育施設のBCP(事業継続計画)を策定しましょう
  • 保育施設同士のネットワークを構築しましょう

津波編

  • 避難場所、避難ルートを確認しておきましょう
  • 保護者との「一緒に避難」を検討しましょう
  • 持ち出し品は優先順位を決めて用意しましょう
  • 地域で連携した訓練を実施しましょう
  • マニュアルにこだわりすぎず、柔軟な状況判断をしましょう

以上