• 2014年1月6日

2014年 年頭の辞

三井住友海上火災保険株式会社

本メッセージは、社長 柄澤康喜から当社の全社員に向けて発信するものです。

全国の皆さん、そして海外の皆さん、明けましておめでとうございます。

1.2013年を振り返って

昨年を振り返りますと、国内経済は、アベノミクスに対する期待感から株高が進むなど、景気回復に向けた、明るい兆しが感じられるようになってきました。海外を見ても、米国経済は好調を維持しており、アジア・新興国経済も成長トレンドへの回帰が見込まれています。

このような事業環境の好転と皆さんの頑張りによって、国内損保事業では、自動車保険と火災保険を中心に高い増収率を確保し、海外事業でも、すべての地域で増収に至りました。その結果、MS&ADインシュアランス グループの上期決算では、2010年4月の経営統合以来、最高となる1,095億円の純利益をあげることができました。

2013年は、日本経済・当社業績ともに、潮目が変わった1年だったと思います。新たに迎えた2014年は、我が国にとっても当社にとっても、この潮目の変化を本物にできるかの正念場と言えます。

2.2014年の抱負

今年の干支は「甲午(きのえ・うま)」です。「甲(きのえ)」は十干(じっかん)の1番目で、「革新が始まる」という意味があるそうです。今年は、当社とMS&ADインシュアランス グループにとって、「機能別再編」という新たな挑戦が始まる「革新の年」です。

「機能別再編」を発表してからの1年間、私たちは、今年4月からの本格スタートに向けて着実に歩みを進めてきました。「機能別再編」は、成長と効率化を同時に実現するための、全く新しいビジネスモデルです。前例のないビジネスモデルだからこそ、全ての領域で再編を成功させ、お客さまや代理店はもちろん、あらゆるステークホルダーの期待に応えなければなりません。

ポイントは3つあります。

1つ目は、「背水の陣で必ず成功させる」という強い意志をもつこと

2つ目は、「give」の精神で臨むこと

3つ目は、機能別再編を「効率化のみならずサービス品質の向上につなげる」と強く意識することです。

そして、この機能別再編を「てこ」にして、グループとしての一体感を飛躍的に高めていきましょう。

また、2012年5月から、皆さんが「革新」的に行ってきた「収益力向上取組」では、収益力向上委員会のもと、スピード感を持って必要な施策を進める実行力にこだわってきました。その成果は着実に表れています。自動車保険の損害率は大幅に改善し、国内における保険引受利益の黒字化も視野に入ってきました。今年度の残り3か月は、総仕上げとして、目標を下回っている課題にしっかり取り組んでください。

4月以降も、引き続き収益力向上の取り組みは継続し、質をさらに高めていきます。今後もこれまでの成果を糧に、損保業界をリードする、攻めの収益力向上を進めていきましょう。

3.結びに

新年を迎えて、あらためてお伝えします。当社の将来を支えるのは、社員の皆さんです。言うまでもなく、当社にとって人は財産であり、人財が当社発展の鍵を握っています。皆さんには、何事にも一喜一憂することなく、どんな時もそれぞれの目標達成に向けてチャレンジしてほしいと思います。

来月にはソチで冬のオリンピックが開催され、多くの日本人選手の活躍が期待されます。また、当社の選手達も最大の目標としている2年後のリオ・オリンピック、そして、昨年招致決定にわいた6年後の東京オリンピックへと、世界を舞台に国をあげての挑戦が続きます。私たちも、「世界トップ水準の保険・金融グループ」を目指して挑戦し続け、世界レベルの活躍を現実のものにしていきましょう。

最後になりましたが、皆さん、そしてご家族の皆さんのご繁栄とご健康を祈念して、私の新年のメッセージとします。

以上