• 2013年1月4日

2013年 年頭の辞

三井住友海上火災保険株式会社

当社柄澤社長の社員向けメッセージです。

本メッセージは、社長から衛星放送により全社員に向けて発信するものです。

全国の皆さん、そして海外の皆さん、新年のご挨拶を申し上げます。

1.2012年を振り返って

昨年を振り返りますと、国内では爆弾低気圧や竜巻、台風が発生し、海外でも米国のスーパーストーム「サンディ」など、多くの自然災害に見舞われました。

また、経済に目を向ければ、為替や株価にようやく回復の兆しが見えてきたものの、デフレの長期化等の影響により厳しい経営環境が続きました。さらに、欧州債務問題の長期化や米国財政問題など、世界経済も先行きが不透明な状況にあります。

このような厳しい環境において、当社は皆さんの頑張りにより、2009年11月から38ヶ月連続で増収を達成しました。私たちは、この勢いをさらに加速させ、経営ビジョンに掲げる「世界トップ水準の保険・金融グループ」の実現に向けて、挑戦を続けていく必要があります。

今年もどうぞよろしくお願いします。

2.2013年の抱負

それでは新年のスタートにあたり、経営ビジョンを実現するために、皆さんに伝えたい「3つ」のポイントをお話しします。

一つ目は、「立ちどまることなく“チャレンジ"する」ということです。

会社はそのままでは永遠に存続するものではなく、社員一人ひとりが、たゆまずチャレンジすることで、確実に成長し永続できるのです。

2011年4月から取り組んできた「役割イノベーション」は、今年の3月でいよいよ仕上げの時を迎えます。私自身も、「役割イノベーション」によって社員一人ひとりの意識が着実に変化し、役割が高度化していることを実感しています。

これからも皆さんが、創造性と戦略性をもって、立ちどまることなく、より高い目標を掲げてチャレンジすることを期待します。

二つ目は、「収益力の向上」です。

当社の保険引受利益は、過去数年間にわたって赤字です。保険引受利益を黒字に転換するために、昨年5月に「収益力向上委員会」を本社および各ブロック本部に立ち上げました。物件費、人件費を含むあらゆる領域の支出について、例外を設けることなく低減を図り、収益力向上のための様々な取り組みを推進します。

皆さんも日々の一つひとつの業務について、「収益力を向上させるためにはどうしたら良いか?」という視点を持って臨んでください。そして、収益力向上に役立つアイディアがあれば、目に見える形ですぐに実行してください。

会社として利益を出すことは、ステークホルダーである「お客さま」「株主」「代理店」「地域社会・国際社会」「環境」「取引先」への責任をしっかりと果たすために、必要不可欠です。収益力向上の取り組みに、猶予はありません。全社員が一丸となり、必ず結果を出しましょう。

三つ目は、「品質の向上」です。

高い目標にチャレンジし、それを達成するためには、揺るぎない土台を作ることが重要です。「品質向上」こそが、当社にとっての揺るぎない土台です。

現在の当社のトップラインの好調さは、「品質向上」とそれに伴う「信頼獲得」「成長実現」の好スパイラルによるものだと確信しています。

今後も、現在の「品質向上」に支えられた成長路線を堅持し、さらに伸展させていきましょう。

3.協会長会社として

昨年6月から日本損害保険協会の会長として、お客さまに損害保険をよりご理解いただくための取り組みや、損害保険と損害保険会社の健全性を高めるための取り組みを開始しました。

具体的には、わかりやすい募集文書の作成、事務ルールや書類等の共通化・標準化、保険金の不正請求対策、諸外国との交流・支援などを進めています。

これらの取り組みを定着・加速させるために、皆さんにも全国の損保協会支部長・損保会会長として業界全体を牽引いただきたいと思います。

4.結びに

今年の干支である「へび」は、脱皮を繰り返して大きく成長することから、古くから、洋の東西を問わず、成長と永遠の生命力の象徴とされています。

当社では、社員一人ひとりが立ちどまることなくチャレンジし、収益力向上の取り組みを推し進め、品質向上を揺ぎない土台に、企業としてのさらなる成長と永続性の確保を目指します。

そして、今年の4月からスタートする「三井住友海上ニューフロンティア2013」の最終年度を圧倒的な成果で締め括りたいと思います。

最後になりましたが、皆さん、そしてご家族の皆さんのご繁栄とご健康を祈念して、私の新年のメッセージとします。

以上