ニュースリリース
インドネシアにおける大手生命保険会社との戦略的資本提携について
2011年05月02日
三井住友海上火災保険株式会社
三井住友海上火災保険株式会社(社長:柄澤康喜)は、インドネシア最大手の企業グループであるシナールマス・グループ傘下の生命保険会社シナールマス生命(PT Asuransi Jiwa Sinarmas)と戦略的資本提携を行うことで合意しました。インドネシア政府(生命保険監督当局)の認可を前提に、シナールマス生命が行う第三者割当増資を引き受け、出資比率50%のパートナーとしてインドネシアにおける生命保険事業に進出します。
今回の提携を契機に、今後も成長著しいアジア市場においてさらなる事業基盤の拡大を目指します。
1.戦略的資本提携の概要
当社がシナールマス生命(非上場)の第三者割当増資を単独で引き受けます。引受金額は7兆インドネシアルピア(約672億円)となります。なお、出資後の株主構成は、シナールマス・マルチアルタ(シナールマス・グループの金融持株会社)が50%、当社が50%となります。なお、出資後、新社名はシナールマスMSIG生命(PT Asuransi Jiwa Sinarmas MSIG)とする予定です。
当社は出資を機に、同社へ常勤取締役およびスタッフを派遣し、積極的に経営に参画します。
また、当社が国内外で培った生保事業の各種ノウハウを提供することで、同社の既存顧客である富裕層への貯蓄性商品の販売に加え、巨大な中間層市場の深耕に向けた保障性商品の販売強化を目指します。
2.戦略的資本提携の目的
- (1)インドネシア生保市場への進出
インドネシアは約2.3億人(世界第4位)の人口を有しますが、生命保険料の対GDP比率は1%台に留まっています(日本は7.2%)。一方、同国の過去5年間の実質GDPは安定的に平均5%以上で成長を遂げており、人口の約4割を占める中間層にも今後、生命保険ニーズの高まりが見込まれ、マーケットの急速な拡大が期待されます。
また、同国は世界最大のイスラム人口を擁しており、今後はタカフル(相互扶助を趣旨としたイスラム圏における保険類似制度)の市場としても有望視されています。
このような市場環境の中、当社としてもインドネシア市場への早期進出を図るべく検討を重ね、今回の提携合意にいたりました。 - (2)アジア市場におけるさらなる事業基盤の拡大
当社は、海外における生保事業投資の対象として、成長著しいアジア市場に戦略的な重点をおいてきました。昨年、中国ならびにマレーシアで現地の有力生保への出資を通じて各市場への参入を果たし、今回、インドネシア生命保険業界の大手(業界3位)であるシナールマス生命への出資を通じて、アジア地域における当社のプレゼンスを、生保市場においても飛躍的に拡大させることが可能となります。 - (3)グループ全体の収益の拡大
当社は今回の戦略的資本提携により、商品や販売手法などをシナールマス生命と共有することで、同社のビジネスモデルのさらなる進化を実現する予定です。また、三井住友海上およびシナールマス・グループのブランド力・事業基盤の相乗効果も加え、同社の事業基盤の拡大と収益性の向上を図るとともに、MS&ADインシュアランスグループの企業価値の更なる向上を図ります。
以上
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