• 2012年1月4日

2012年 年頭の辞

三井住友海上火災保険株式会社

当社柄澤社長の社員向けメッセージです。

本メッセージは、社長から衛星放送により全社員に向けて発信するものです。

全国の皆さん、そして海外の皆さん、新年のご挨拶を申し上げます。

1.2011年を振り返って

昨年を振り返りますと、国内では3月11日の東日本大震災により多くの命が失われ、未曾有の大災害となりました。9月には大型の台風が相次いで上陸し、各地に大きな被害をもたらしました。一方、海外においても、ニュージーランド地震、ニューヨークを直撃したハリケーン「アイリーン」、タイの大規模な洪水など、自然災害が相次ぎました。

また、世界経済は、ギリシャを発端とする欧州金融経済危機により、引き続きその行方が不透明であり、まさに2011年は国内外ともに苦難の年であったといえます。

このような厳しい環境のなかでしたが、当社は皆さんの頑張りで、創立10周年という節目の年に相応しい成果を挙げることができました。国内では26カ月連続で一般種目増収を達成し、海外ではMS&ADホールディングスが「アジアで最も活躍した損害保険会社」に選ばれました。

また、MS&ADグループとしても、三井住友海上あいおい生命・MS&ADシステムズなど関連事業会社の再編や統合新システムの検討など、シナジーの実現に向けた取組みを着実に進めました。

今年も、品質の一層の向上、そして成長の実現に向け、皆さんと一緒に取り組んでいきます。どうぞよろしくお願いいたします。

2.2012年の抱負

それでは新年のスタートにあたり、皆さんに伝えたい「3つ」のポイントをお話しします。

1つ目は、「変革に立ちどまることなく“チャレンジ”する」ということです。

当社を取り巻く事業環境は大きく変化しておりますが、経営ビジョンとして掲げる「世界トップ水準の保険・金融グループ」を創造するには、変化をチャンスと捉え、スピーディかつイノベイティブに取り組み続けていく必要があります。新たな業務領域にチャレンジすることは、皆さん一人ひとりの可能性を拡げ、働きがいと成長に繋がると確信しています。

皆さんであれば、もっとチャレンジ出来るはずです。役割イノベーションの“実践”を強く意識し、取り組んでいきましょう。

2つ目は、職場のチームワークにより、“社員一人ひとり”の成長を“チーム”の成長につなげていくことです。

強いチームは、メンバー全員がチームの目指す姿を理解・共有し切磋琢磨する、真のチームワークをつく りあげています。私たちは損害保険のプロフェッショナルです。お互いの個性と意見を尊重しつつも知識とアイデアを共有し、真のチームワークをつくりあげ、チームとしての成長を実現しましょう。

3つ目は、事業活動を通じて「東日本大震災で被災された地域」そして「タイ」の復興支援をこれからも継続していくことです。

震災の爪跡は今なお深く残っており、復興には時間を要することと思います。

また、タイにおいても、洪水によって少なからぬ被害が発生していますが、当社は1934年からタイに進出した長い歴史があります。

私たちは、震災等の対応を通じて、当社の存在意義、損害保険業の使命を再認識しました。この使命を忘れることなく、経営理念に掲げる「活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えるべく」取り組んでいきましょう。

3.結びに

今年の干支は「壬辰(みずのえ・たつ)」です。「壬(みずのえ)」は“持ちこたえること”、辰(たつ)は、“龍に通じる発展”を意味します。すなわち、「壬辰(みずのえ・たつ)」は持ちこたえ、任されたことを遣り遂げなければならない年回りとなります。

当社は、MS&ADグループの中核事業会社として、グループを牽引する役割と責任があります。欧州金融危機や台風、タイの洪水等自然災害による影響もあり、業績は厳しい状況です。全社員が現状を正しく理解し、危機感を持ちつつも、明るく・ポジティブに取り組んでいきましょう。

そして、中期経営計画「ニューフロンティア2013」“ステージ1”を圧倒的な成果で締めくくり、4月からスタートする“ステージ2”では、その勢いを加速させ、品質向上を土台にさらなる成長を実現しましょう。

最後になりましたが、皆さん、そしてご家族の皆さんのご繁栄とご健康を祈念して、私の新年のメッセージとします。

以上