• 2010年4月6日

中国における生命保険会社への出資について

三井住友海上火災保険株式会社

三井住友海上火災保険株式会社(社長 柄澤 康喜)は、中国の生命保険会社「信泰人寿保険株式有限会社」(以下「信泰人寿社」)に対して、7%(約24億円)の資本参加を行うことを決定し、3月30日付で中国保険監督管理委員会より認可を取得しました。

当社は、持続的な成長の実現に向けた戦略の1つとして海外事業・生保事業への積極的な事業投資を行う方針としておりますが、今回の出資は、この戦略の実現に向けて実施するものです。

資本参加に加え、非常勤取締役を派遣し経営にも参画します。また、今後の市場動向や信泰人寿社の業容拡大に応じた増資対応等により、出資比率の引上げも視野に入れています。

当社では、今回の信泰人寿社への出資も含め、今後益々成長が見込まれる中国市場において、損保・生保の両分野での取組みを強化していきます。

1.出資(資本参加)の内容

出資先 信泰人寿保険株式有限公司
出資割合 7%(約24億円)
出資時期 2010年4月(予定)
その他 非常勤取締役1名を派遣

信泰人寿保険株式有限公司の概要

英文名 Sinatay Life Insurance Co., Ltd.
設立 2007年5月
本社 浙江省杭州市
代表者 董事長・馬佳(Ma Jia)、総裁・鄭秋根(Zheng QiuGen)
資本金 6億元(約82億円、当社出資前)
従業員数 約1,500名
収入保険料 約11億元(約152億円、2009年実績)

2.出資の背景、理由

  • (1)人口約13億人の巨大生保マーケットである中国は、未だ生命保険浸透率(GDPに占める生命保険料の割合)が1.8%(2007年)と低く、今後の経済成長とともに浸透率が飛躍的に高まると見込まれること。
    • 過去5年間における中国生保市場の年平均増収率は20.1%
  • (2)信泰人寿社は全国性免許を有しており、かつ現在の拠点網(浙江省杭州の本社と8支店)を中国各地へ拡大する計画を有している有望な国内生命保険会社であること。

三井住友海上グループの中国保険市場での取組

三井住友海上グループは、2001年5月に上海支店を開設後、2007年7月に現地法人認可を取得、以降2008年10月中国現法広東支店、2010年1月同北京支店の設立等、順調に業容を拡大し、現在は中国総事務所(北京)、大連・天津・青島・成都・蘇州・杭州・深センの駐在員事務所を含めて11ヶ所の拠点体制を構築、日系保険会社を含めた外資系保険会社の中で、最大規模のネットワークを有しています。

時期 内容
2000年10月 中国保険監督管理委員会より、三井住友海上火災保険(旧三井海上火災保険)上海支店設立内認可取得
2001年4月 三井住友海上火災保険(旧三井海上火災保険)・上海支店営業免許取得
5月 三井住友海上火災保険(旧三井海上火災保険)・上海支店開業
2003年2月 蘇州事務所設立
9月 「中国地区日系企業リスクマネジメント」セミナー開催
2004年2月 中国保険監督管理委員会より、中国ローカル物件保険引受認可取得
5月 広州市南沙経済技術開発区と業務提携協議締結
6月 「天候デリバティブ」セミナー実施
9月 「上海損害保険管理検討会」を主催
  杭州事務所設立
10月 太平洋保険と全面業務提携書に調印
  青島事務所設立
2005年3月 上海万博訪日調査団を受入れ
2006年9月 「北京オリンピックと危機管理」シンポジウムに出講
  上海損害保険・自動車保険に関する自律公約調印式に参加
2007年4月 「希望工程」に社員寄付を実施
7月 中国保険監督管理委員会より中国現地法人認可取得
12月 中国現地法人として正式営業開始
(三井住友海上火災保険(中国)有限公司)
2008年10月 三井住友海上火災保険(中国)有限公司広東支店開業
2009年3月 三井住友海上火災保険(中国)有限公司増資(5億元)
2009年5月 中国保険監督管理委員会より三井住友海上火災保険(中国)有限公司北京支店設立内認可取得
2009年12月 中国太平洋保険集団に基礎投資家として出資(約65百万米ドル)
2010年1月 三井住友海上火災保険(中国)有限公司北京支店開業

以上