• 2011年1月6日

日系損保初 ベンチャーキャピタル事業をアジアに展開

三井住友海上火災保険株式会社

三井住友海上火災保険株式会社(社長 柄澤康喜)のベンチャーキャピタル子会社である三井住友海上キャピタル株式会社(社長 小室忠俊、以下「MSIVC社」)は、アジア地域のベンチャー・中小企業投資を拡大するため、総額約20億円のファンドを組成します。

また、世界有数の新興国ベンチャー・中小企業投資会社である英国オレオス・キャピタル社(以下「オレオス社」)と投資先支援等に関する業務提携契約を締結しました。本提携により、MSIVC社の投資先企業(国内)とオレオス社の投資先企業(東南アジア)とを結び付け、販路開拓や業務提携等を通じて、両社の投資先企業の事業拡大を支援することを目指します。

当社では、海外の成長地域における損保・生保事業へ積極的な事業投資を行っていますが、今後、金融サービス事業としてのベンチャー企業投資においても高い成長力が見込まれるアジア地域への積極的な投資を進めてまいります。

1.新ファンドの概要

(1)名称 MSIVCアジアファンドⅠ投資事業組合
(2)規模 約20億円(当社が約95.5%、MSIVC社が約4.5%出資)
(3)期間 10年(予定)
(4)投資先 中国・台湾を含むアジア地域のベンチャー企業に投資するファンド

2.オレオス社との提携内容

  • (1)MSIVC社の投資先企業(国内)のアジアでの事業展開とオレオス社の投資先企業(東南アジア)の日本での事業展開を、MSIVC社とオレオス社がそれぞれ相互に支援する。
  • (2)MSIVC社・オレオス社間で日本・アジアの投資情報を共有し、投資活動について相互 に協力する。これにより、MSIVC社は東南アジアにおいてオレオス社が検討する豊富な投資案件へのアクセスが可能になる。

【提携のイメージ】

3.MSIVC社とオレオス社の概要

  • (1)MSIVC社
    MSIVC社は、当社100%出資のベンチャーキャピタル子会社です。1990年に東京で設立されて以来、国内および北米のさまざまな業種の有望企業に投資するとともに、投資先の企業価値増大のための支援を行っています。同社は現在、総額209億円のファンドを運営しています。
  • (2)オレオス社
    英国に本拠を置くオレオス社(Aureos Capital Ltd.)は、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ地域のベンチャー・中小企業に対して成長および買収のための投資活動に特化したプライベートエクイティファンドのマネジメント会社です。同社は英国CDC(Commonwealth Development Corporation:英連邦開発公社)とNorfund(Norwegian Investment Fund for Developing Countries)が2001年に設立し、その後民営化されています。アジア地域では、シンガポールを中心にASEAN主要国に拠点を設け、投資活動を行っています。
    オレオス社は設立以来、16の地域ファンドを組成しています。運営するファンドの出資者には、機関投資家、国際開発金融機関、年金基金、ソブリンウェルスファンド、ファンドオブファンズ、資産管理会社、財団、個人資産家などが含まれ、運営するファンド規模は総額12億米ドルにまで拡大し、投資対象は広く50カ国に及んでいます。

以上