活動レポート

  • 大会結果
  • 2017年11月12日

「講道館杯全日本柔道体重別選手権大会」で玉置選手、鍋倉選手、髙山選手、稲森選手が3位入賞!

応援団の皆さん
写真:アフロスポーツ

11月11日(土)~12日(日)、千葉県・千葉ポートアリーナで「平成29年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会」が開催され、当社女子柔道部より12名が出場し、玉置桃選手、鍋倉那美選手、髙山莉加選手、稲森奈見選手が3位に入賞しました。なお、大会終了後にグランドスラム東京の代表選考会と強化指定選手の選考会が行われ、当社から以下の選手が選出されました。
<グランドスラム東京 出場者>
近藤亜美選手(48kg級)、玉置桃選手(57kg級)、鍋倉那美選手(63kg級)、新井千鶴選手(70kg級)、稲森奈見選手(78kg超級)
<女子A強化選手>
近藤亜美選手(48kg級)、新井千鶴選手(70kg級)
<女子B強化選手>
坂上綾選手(48kg級)、前田千島選手(52kg級)、玉置桃選手(57kg級)、舟久保遥香選手(57kg級)、鍋倉那美選手(63kg級)、髙山莉加選手(78kg級)、梅津志悠選手(78kg級)、稲森奈見選手(78kg超級)、児玉ひかる選手(78kg超級)

大会結果詳細

女子48kg級

坂上綾選手  5位

1回戦   坂上 ○一本(袖釣込腰)  金城(帝京大学)
2回戦   坂上 ○優勢(内股返)   岡本(医療法人ひらまつ病院)
準々決勝 坂上 △反則(GS指導3)  森﨑(宮崎大学教員)
敗者復活 坂上 ○反則(GS指導3)  梅北(山梨学院大学)
3位決定  坂上 △一本(裏投)    山﨑(自衛隊体育学校)

女子52kg級

前田千島選手  7位

1回戦   前田 ○反則(GS指導3)  谷本(ALSOK)
2回戦   前田 ○一本(一本背負投) 窪井(中京大学)
準々決勝 前田 △優勢(隅返)    渡邉(帝京大学)
敗者復活 前田 △反則(※)     武田(龍谷大学)
※相手の軸足を内側から刈る

女子57kg級

玉置桃選手  3位

2回戦   玉置 ○一本(腕挫十字固) 枠谷(山梨学院大学)
準々決勝 玉置 ○一本(上四方固)  柳楽(JR東日本)
準決勝  玉置 △一本(GS内股)  渡部(ALSOK)
3位決定  玉置 ○一本(腕挫十字固) 舟久保(当社)

舟久保遥香選手  5位

2回戦   舟久保 ○反則(指導3)    安田(VILLAGE)
準々決勝 舟久保 △反則(ブリッジ)  山本(パーク24)
敗者復活 舟久保 ○優勢(GS指導2)  富沢(埼玉栄高校)
3位決定  舟久保 △一本(腕挫十字固) 玉置(当社)

女子63kg級

鍋倉那美選手  3位

1回戦   鍋倉 ○一本(大外刈) 佐藤(島根県警察)
2回戦   鍋倉 ○優勢(大外刈) 瀬戸口(山梨学院大学)
準々決勝 鍋倉 △棄権(嘔吐)  工藤(JR東日本)
敗者復活 鍋倉 ○優勢(内股)  嘉重(東大阪大学敬愛高校)
3位決定  鍋倉 ○優勢(小外刈) 津金(筑波大学)

佐藤みずほ選手  2回戦敗退

1回戦   佐藤 ○優勢(GS小外刈) 結城(富士学苑高校)
2回戦   佐藤 △反則(GS指導3)  津金(筑波大学)

女子70kg級

柿澤史歩選手  7位

1回戦   柿澤 ○一本(横四方固)  向井(日本エースサポート)
2回戦   柿澤 ○優勢(GS大内刈) 新森(コマツ)
準々決勝 柿澤 △反則(GS指導3)  前田(JR東日本)
敗者復活 柿澤 △優勢(GS指導2)  大野(コマツ)

女子78kg級

髙山莉加選手  3位

2回戦   髙山 ○一本(上四方固) 友清(環太平洋大学)
準々決勝 髙山 △優勢(大内刈)  和田(大成高校)
敗者復活 髙山 ○優勢(支釣込足) 緒方(了徳寺学園職)
3位決定  髙山 ○一本(腕緘)   髙橋(ヤックス)

吉村静織選手  7位

2回戦   吉村 ○優勢(GS指導2)  松田(金沢学院大学)
準々決勝 吉村 △優勢(支釣込足)  髙橋(ヤックス)
敗者復活 吉村 △優勢(袖釣込腰)  鈴木(環太平洋大学)

梅津志悠選手  2回戦敗退

1回戦   梅津 ○優勢(大内刈) 野村(中京大学)
2回戦   梅津 △優勢(背負投) 鈴木(環太平洋大学)

女子78kg超級

稲森奈見選手  3位

2回戦   稲森 ○反則(GS指導3)  岡田(山梨学院大)
3回戦   稲森 ○反則(指導3)    藤原(大阪府警察)
準々決勝 稲森 ○一本(大内刈)   冨田(コマツ)
準決勝  稲森 △反則(GS指導3)  井上(環太平洋大学)
3位決定  稲森 ○一本(肩固)    児玉(当社)

児玉ひかる選手  5位

2回戦   児玉 ○反則(指導3)   月波(帝京大学)
3回戦   児玉 ○一本(上四方固) 粂田(筑波大学)
準々決勝 児玉 △優勢(袖釣込腰) 素根(南筑高校)
敗者復活 児玉 ○不戦       井上(JR九州)
3位決定  児玉 △一本(肩固)   稲森(当社)

  • 3位の玉置桃選手(57kg級)
    写真:アフロスポーツ
  • 3位の鍋倉那美選手(63kg級)
    写真:アフロスポーツ
  • 3位の髙山莉加選手(78kg級)
    写真:アフロスポーツ
  • 3位の稲森奈見選手(78kg超級)
    写真:アフロスポーツ

選手コメント

玉置桃選手

いつもたくさんのご声援ありがとうございます。
初戦と準々決勝戦は調子が良く、練習していた寝技で勝つことができましたが、準決勝戦では調子が良すぎて空回りしてしまい負けてしまいました。
今大会では、自分の中でも覚悟が決まっていました。優勝には届きませんできたが、少しずつ地力がついてきていると思うので、これからもコツコツと努力していこうと思います。
今後とも応援よろしくお願いします。

鍋倉那美選手

たくさんの応援ありがとうございました。
今年は、講道館杯で優勝することが一つの目標でした。そして63kg級で日本一になることを目指して試合に挑みましたが、結果は3位となりました。途中でみっともない姿を見せてしまい、最後まで戦えなかったことをとても不甲斐なく思います。今回の負けをしっかり反省して、今後しっかり準備を怠らないようにしていきたいです。敗者復活戦、3位決定戦では絶対に勝つという気持ちで戦い、なんとか3位に入ることができました。グランドスラム東京に選んでいただいたので、何が何でも勝って自分の存在をアピールしたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いします。

髙山莉加選手

いつも熱く大きなご声援ありがとうございます。
今回のテーマは「1番になる」でした。結果は負けて3位でした。自分の雑さと甘さが出た大会でした。負けてしまい本当に悔しかったのですが、しっかりと気持ちを切り替えて敗者復活戦と3位決定戦を勝つことができました。良かった点は気持ちの切り替えがちゃんとできたことだと思います。
もう一度自分に厳しく鍛え直していきたいと思います。人一倍努力して強くなります。

稲森奈見選手

講道館杯では、両日ともにたくさんの応援ありがとうございました。
私はこの大会で優勝することを目標に日々練習をしてきましたが、準決勝戦で敗れ3位に終わってしまい、悔しい気持ちでいっぱいです。
今回の負けはまだまだ努力や考えて工夫した稽古が足りていないということだと感じました。
これからは東京五輪に向けて、候補選手の人数がどんどん絞られてきます。今まで以上に気を引き締めて戦い、しっかりと結果を残してトップを走れるようにがんばっていきたいと思います。

坂上綾選手

大きな声援ありがとうございました。
今回の試合では昨年のリベンジも懸けて、組手の対策を中心に練習をしてきました。
試合を終えて反省や課題はありますが、たくさんの人に様々な面でサポートをしていただき、リベンジをして昨年より上に行くことができました。
試合中もたくさんの応援が聞こえ、延長戦も多くあった中で気持ちを何度も立て直し戦うことができました。
もっと成長できるようにがんばりますので、今後も応援よろしくお願いします。

舟久保遥香選手

たくさんの応援ありがとうございました。
今回、優勝を目指し臨みましたが、5位という結果で次につなげることができませんでした。
スタミナやしぶとさだけでは、シニアの舞台で勝ちあがれないので勝負できる技や勇気を早く身につけていかなければならないと思います。器用なタイプではないので、技も的を絞って徹底的に取り組んでいきたいです。
57kg級の中では、厳しいポジションにいますが、柔道、私生活ともに危機感を持ち取り組んでいきたいと思います。

児玉ひかる選手

いつも応援ありがとうございます。
今回の目標は上位入賞することでした。結果はあと一歩およばず、5位という結果となりました。
課題が多く残る試合ばかりで、体力面や技術面の強化をより一層行っていかなければいけないと感じました。
シニアの大会で勝つためにも地力を付け、少しでも進歩していけるように日々鍛えていき、次の大会に向けたいと思います。

前田千島選手

たくさんの応援ありがとうございました。
今大会で来年1年間の強化選手や試合が全てが決まるので、一つひとつ確実に勝つという思いでした。試合では自分から仕掛けた技を返されてしまい負けました。攻めの中に丁寧さがなく、まだまだ柔道が荒削りだと感じました。
一つひとつの試合で確実に成長した姿、結果を見せられるようにもっと努力して強くなります。

柿澤史歩選手

たくさんの応援ありがとうございました。
今回は、昨年の結果を超えるという目標で試合に挑みました。結果は、準々決勝戦と敗者復活戦で延長の末指導をもらい負けました。
応援に応えることができず、とても悔しいです。毎日勝つために練習をしてきましたが相手も努力していて、それを上回ることができませんでした。
もう1度自分を見つめ直していこうと思います。
本当に応援ありがとうございました。

吉村静織選手

いつも応援していただき、ありがとうございます。
今回は、どんな状況でも勝ち次に繋つなげることを意識し戦いましたが、準々決勝戦で負けてしまい敗者復活戦も勝つことができませんでした。
この結果をしっかり受け止め反省します。
たくさんの応援、本当にありがとうございました。

佐藤みずほ選手

いつもたくさん応援していただきありがとうございます。
私は2回戦で63kg級の第1シードと対戦する組み合わせでした。勝たなければならないところを取りきれず、今年もまた強化選手には入れませんでした。昨年講道館杯には私だけ出場できず、チームのメンバーが必死で戦って強化選手の枠をもぎ取る中、試合もできずただ見ているだけで悔しく、苦しかったです。「来年こそは私が勝って強化選手になる」そう思って1年間戦い、東京都の大会や全日本実業個人で昨年の私よりも成長した結果がでていた部分があったと思います。いい流れの中、全日本ジュニアでスタミナ負けして「このままでは講道館杯で勝てない」と思い、練習の前や後にしっかりとトレーニングを行い試合に臨みました。今年は出場したものの2回戦敗退。いくら練習していても試合で勝たなければ意味がなく、遠いところから応援しに駆けつけて下さった方々に本当に申し訳なく思います。
来年の全日本実業個人でこの講道館杯で強化選手に選ばれた選手と対戦できると思うので、もう一度勝負したいと思います。
これからも応援お願いします。

梅津志悠選手

たくさんの応援ありがとうございました。
今大会の目標は3位入賞をし、シニアの強化選手になることでした。結果は2回戦で、一度勝っている相手に技ありを取られて負けました。敗因は自分の柔道をさせてもらえなかったこと、相手の戦略にハマってしまったことです。試合前の準備が足りず、対応が遅れてしまいリズムを崩されてしまいました。勝てていた相手なのでとても情けなく、悔いが残る試合になりました。
今後の課題はしっかり両手で持つ組み手をすること、一本を取る技を習得することです。気持ちと私生活の面で、もう一度自分を見直し次の試合で勝てるように鍛え直していきます。