活動レポート

  • 大会結果
  • 2017年10月18日

「2017世界ジュニア柔道選手権大会」で舟久保遥香選手と梅津志悠選手が優勝!

二連覇を達成した舟久保遥香選手(左から2番目)
写真:アフロ

10月18日(水)~22日(日)、クロアチア・ザグレブで「2017世界ジュニア柔道選手権大会」が開催され、当社女子柔道部から4名の選手が日本代表として出場し、舟久保遥香選手(57kg級)と梅津志悠選手(78kg級)が優勝、前田千島選手(52kg級)と児玉ひかる選手(78kg超級)が準優勝しました。
※入賞者には、IJF(国際柔道連盟)ランキングポイントが加算されます。(1位700点、2位490点、3位350点)

大会結果詳細

女子52kg級結果

優勝 阿部詩(夙川学院高校)
準優勝 前田千島(当社)
3位 アジゾバ(アゼルバイジャン)
3位 ラウシ(ルーマニア)

前田千島選手 準優勝 (IJFランキング54位)

1回戦  前田  ○優勢(大内刈)   マルクス(フランス)
2回戦  前田  ○優勢(GS指導)  リマ(ブラジル)
3回戦  前田  ○一本(腕挫十字固) シリエスク(ポーランド)
4回戦  前田  ○一本(腕絡)    アジゾバ(アゼルバイジャン)
準決勝 前田  ○優勢(隅返)    ベラビー(ベルギー)
決勝  前田  △優勢(大内刈)   阿部詩(夙川学院高校)

女子57kg級結果

優勝 舟久保遥香(当社)
準優勝 レハガバドガー(モンゴル)
3位 キムジス(韓国)
3位 リベー(ベルギー)

舟久保遥香選手  優勝(二連覇) (同36位)

1回戦  舟久保  ○一本(横四方固) ムンクテステバ(アゼルバイジャン)
2回戦  舟久保  ○一本(縦四方固) ビッセー(オランダ)
3回戦  舟久保  ○一本(縦四方固) スターケ(ドイツ)
準決勝 舟久保  ○反則(指導3)   キムジス(韓国)
決勝  舟久保  ○一本(縦四方固) レハガバドガー(モンゴル)

女子78kg級結果

優勝 梅津志悠(当社)
準優勝 ゼンカー(ドイツ)
3位 バクレーバ(ロシア)
3位 サンパイオ(ポルトガル)

梅津志悠選手 優勝 (同34位)

1回戦  梅津  ○一本(横四方固) トフ(ハンガリー)
2回戦  梅津  ○一本(送襟絞)  ルカッセン(オランダ)
3回戦  梅津  ○一本(袈裟固)  サンパイオ(ポルトガル)
準決勝 梅津  ○一本(横四方固) レオン(ベネゼエラ)
決勝  梅津  ○一本(横四方固) ゼンカー(ドイツ)

女子78kg超級

優勝 素根輝(南筑高校)
準優勝 児玉ひかる(当社)
3位 アギラー(キューバ)
3位 サンパイオ(ポルトガル)

児玉ひかる選手 準優勝 (同44位)

1回戦  児玉  ○一本(崩袈裟固)  ウィリアムズ(アメリカ)
2回戦  児玉  ○一本(横四方固)  ブコビック(クロアチア)
3回戦  児玉  ○一本(横四方固)  アギラー(キューバ)
準決勝 児玉  ○一本(内股)    ファメラ(ポーランド)
決勝  児玉  △優勢(払巻込)   素根輝(南筑高校)

男女混合団体戦   優勝

優勝 日本
準優勝 オランダ
3位 ドイツ
3位 ロシア

8人制の団体戦(女子48kg以下、男子60kg以下、女子57kg以下、男子73kg以下、女子70kg以下、男子90kg以下、女子70kg超、男子90kg超の順に対戦)は16ヵ国が出場し、全4試合・22試合を勝ち上がり優勝しました。舟久保遥香選手は3試合に出場し全勝。チームに良い流れを作りました。

舟久保遥香選手 出場試合結果

1回戦  オーストラリア              不戦勝
準決勝 ロシア     (対 サルカルビック戦) 一本勝(肩固)
決勝  オランダ    (対 ビッセ戦)     一本勝(縦四方固)

  • 初優勝を飾った梅津志悠選手(左から2番目)
    写真:アフロ
  • 準優勝の前田千島選手(一番左)
    写真:アフロ
  • 準優勝の児玉ひかる選手(一番左)
    写真:アフロ

選手コメント

舟久保遥香選手

応援ありがとうございました。
今回は、講道館杯に良い形でつなげられる大会にしようと思い臨みました。
結果は個人団体ともに優勝することができました。課題としていた立技でのポイントは取ることができませんでしたが、少しずつ成長できていると感じる部分もあり良い経験をすることができました。
次は講道館杯なので、今回の経験を活かし優勝目指してがんばりたいと思います。

梅津志悠選手

今大会の目標は圧倒的に優勝して700ポイントを獲得することでした。
結果は優勝することができました。練習していた立技から寝技で抑えて勝つことができたので良かったと思います。反省として自分のミスで指導をもらってしまったこと、立技で投げて一本が取れなかったこと、立ち上がりが悪く先に攻めることができなかったことなど、課題はたくさんあります。もっと自分から仕掛けていき、組み手や足技でリズムを作りながら試合を進めていけたら良いと思います。身長が高い選手が多いので、もっと担技の練習をしていきたいと思いました。
今大会で出た課題を克服して、講道館杯では次のグランドスラム東京につなげられるように準備していこうと思います。

前田千島選手

いつも応援ありがとうございます。
今回の世界ジュニアでは、前半の動きが良くなく不安もありましたが、何とか決勝まで上がりました。決勝は予想通り日本人との対戦でした。終始相手のペースで試合をしてしまい、終盤にポイントを奪われ完敗でした。勝負に対しての粘り強さや、技の力強さがまだまだ足りないと思いました。次の試合まで時間がないので、強みは伸ばしつつ弱点を少しでも潰していけるように練習していきます。

児玉ひかる選手

いつも応援ありがとうございます。
今大会の目標は優勝することでした。結果は決勝戦で負けてしまい準優勝でした。決勝戦までの試合は寝技も使うことができ順当に勝つことができましたが、決勝戦では先に指導を2つとったにもかかわらず掛け急いでしまい、大外刈の戻り際を返されてしまいました。組手も技もまだまだ力不足でした。
11月に行われる講道館杯で、勝てるよう組み手や技を見直して試合に臨みたいと思います。