活動レポート

  • 大会結果
  • 2017年08月26日

「第47回全日本実業柔道個人選手権大会」で玉置桃選手、鍋倉那美選手、稲森奈見選手が優勝!

優勝した稲森奈見選手
写真:アフロ

8月26日(土)~27日(日)に兵庫県・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園)で「第47回全日本実業柔道個人選手権大会」が開催され当社女子柔道部より、坂上綾選手(48kg級)、玉置桃選手(57kg級)、舟久保遥香選手(57kg級)、鍋倉那美選手(63kg級)、佐藤みずほ選手(63kg級)、柿澤史歩選手(70kg級)、吉村静織選手(78kg級)、髙山莉加選手(78kg級)、梅津志悠選手(78kg級)、稲森奈見選手(78kg超級)、児玉ひかる選手(78kg超級)の11名が出場し、玉置桃選手、鍋倉那美選手、稲森奈見選手が優勝、佐藤みずほ選手、吉村静織選手が準優勝、坂上綾選手、舟久保遥香選手、柿澤史歩選手、髙山莉加選手、が3位に入賞しました。

大会結果詳細

女子48kg級

坂上綾選手3位

    ※GS・・・ゴールデンスコア(延長戦)

1回戦  坂上選手  ○一本(袈裟固)    髙山選手(明武館田邊道場)
2回戦  坂上選手  ○優勢(GS谷落)   岡本選手(ひらまつ病院)
準決勝 坂上選手  △優勢(GS大内刈)  遠藤選手(ALSOK)

女子57kg級

玉置桃選手優勝

1回戦  玉置選手  ○一本(袈裟固)   本野選手(松前柔道クラブ)
2回戦  玉置選手  ○一本(横四方固)  柳楽選手(JR東日本)
準決勝 玉置選手  ○優勢(GS指導2)  山本選手(パーク24)
決勝  玉置選手  ○優勢(指導2)    金子選手(自衛隊体育学校)

舟久保遥香選手3位

1回戦  舟久保選手  ○一本(横四方固)  土肥選手(セントラル警備保障)
2回戦  舟久保選手  ○優勢(指導2)    安田選手(VILLAGE)
準決勝 舟久保選手  △一本(大内刈)   金子選手(自衛隊体育学校)

女子63kg級

鍋倉那美選手優勝

1回戦  鍋倉選手  ○一本(大外刈)   津田選手(十全会回生病院)
2回戦  鍋倉選手  ○一本(袖釣込腰)  工藤選手(JR東日本)
準決勝 鍋倉選手  ○一本(横四方固)  太田選手(自衛隊体育学校)
決勝  鍋倉選手  ○優勢(大外刈)   佐藤選手(当社)

佐藤みずほ選手 準優勝

1回戦  佐藤選手  ○一本(崩上四方固)  青木選手(横須賀学院咲友会)
2回戦  佐藤選手  ○一本(大外刈)    本田選手(新日鐵住金君津)
3回戦  佐藤選手  ○反則(指導3)     貝沼選手(JR東日本)
準決勝 佐藤選手  ○一本(小外刈)    小向選手(VILLAGE)
決勝  佐藤選手  △優勢(大外刈)    鍋倉選手(当社)

女子70kg級

柿澤史歩選手3位

1回戦  柿澤選手  ○優勢(GS指導1)  森田選手(日本エースサポート)
2回戦  柿澤選手  ○一本(背負投)    宇野選手(JR東日本)
準決勝 柿澤選手  △優勢(腰車)    前田選手(JR東日本)

女子78kg級

吉村静織選手準優勝

2回戦  吉村選手  ○一本(肩固)   太田選手(日本エースサポート)
準決勝 吉村選手  ○一本(肩固)   日高選手(ミキハウス)
決勝  吉村選手  △一本(横四方固) 濱田選手(自衛隊体育学校)

髙山莉加選手3位

1回戦  髙山選手  ○不戦       深谷選手(センコー)
2回戦  髙山選手  ○優勢(袈裟固)  高橋選手(日本エースサポート)
準決勝 髙山選手  △優勢(引込返)  濱田選手(自衛隊体育学校)

梅津志悠選手2回戦敗退

1回戦  梅津選手  ○一本(上四方固)  西田選手(JR東日本)
2回戦  梅津選手  △反則(GS指導3)  日高選手(ミキハウス)

稲森奈見選手優勝

2回戦  稲森選手  ○一本(上四方固) 中村選手(樽谷塾)
準決勝 稲森選手  ○優勢(小外掛)  山本選手(ミキハウス)
決勝  稲森選手  ○優勢(大外返)  橋本選手(コマツ)

児玉ひかる選手2回戦敗退

1回戦  児玉選手  ○一本(上四方固)  四釜選手(新日鐵住金君津)
2回戦  児玉選手  △反則(GS指導3)  橋本選手(コマツ)

  • 優勝した玉置桃選手
    写真:アフロ
  • 優勝した鍋倉那美選手
    写真:アフロ

選手コメント

玉置桃選手

いつも、たくさんの応援ありがとうございます。
皆さんのご声援のおかげで、2連覇することができました。今大会では、練習してきた技をたくさん試すこと、強気で戦うことを意識して挑みました。まだ、組手やしっかり投げきることができなかったので、反省をし次の大会に向けて練習していこうと思います。
今後とも、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

鍋倉那美選手

今回の試合は、たくさんの方々が大きな声援を送って下さったので、気持ちを高めて試合に挑むことができ、優勝することができました。2連覇はあまり意識せず、担技と寝技で一本勝をすることを考えて試合に挑みました。その結果、両方で一本を取ることができ、また2連覇に繋がりました。63kg級は強化選手の出場者が少なく、講道館杯ではもっと強い相手が出できます。今回の結果で満足することなく、今後は足技と担技と寝技を強化して講道館杯で優勝することを目標に日々練習していきたいです。
応援ありがとうございました。

稲森奈見選手

今大会は2連覇の懸かる大会だったので、しっかり優勝して次に繋げようという思いで試合に臨みました。
初戦は寝技で抑え込んで勝ち、準決勝戦と決勝戦はどちらも技有を取って勝つことができました。今回の結果を経て、国際大会に出場できるので、また上を目指して鍛えていきたいです。
当日は大応援団でのご声援ありがとうございました。

佐藤みずほ選手

いつもたくさんのご声援ありがとうございます。結果は2位でしたが昨年よりも力がついていることを試合や練習で自負していたので、思い切り戦うことができました。
優勝はできませんでしたが、昨年出場できずに悔しい思いをした講道館杯の出場権を獲ることができたので、今年はしっかり講道館杯で一戦でも多く戦えるように日々精進していきます。
これからも応援よろしくお願いいたします。

吉村静織選手

いつも応援していただきありがとうございます。
今回は、2回戦、準決勝ともに寝技で一本勝し、調子は良かったのですが、決勝では、寝技で抑え込まれて負け、準優勝という結果でした。決勝は自分の柔道ができず見せ場なく終わってしまい、悔しかったです。これが今の自分の実力だと思うので、しっかり受け止め、次の試合まで時間が少しあるので、立技、組手、寝技の技術面の強化をしていこうと思います。
いつもみなさんの応援に背中を押してもらい、感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。今後も頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。

坂上綾選手

いつも応援ありがとうございます。
試合まで相手の対策をしたり、乱取稽古も多くやってきたので不安もなく試合に臨め、試合中の下半身への疲れも今までより少なく感じました。どんな勝ち方でも絶対勝つという気持ちで試合に臨みましたが、気持ちが前に出る分隙が出てしまいました。気持ちの面はもちろん、技の浅さや粘り強さがないのでこれからの課題として取り組んで行きたいと思います。
目標としていた結果には届きませんでしたが、試合は続くので気持ちを切り替えて目の前の試合を大切に戦いたいと思います。今後も応援よろしくお願いします。

舟久保遥香選手

たくさんのご声援ありがとうございました。
今回の大会は、しぶとく勝つをテーマに優勝を目指して臨みましたが、3位と悔しい結果に終わってしまいました。
自分の柔道、自分自身を変えていかなければ今後勝てなくなると痛感する大会でした。自分を変える勇気をもって失敗を恐れず、危機感を持って日々の稽古に取り組んでいきたいと思います。
次の大会では、たくさんの応援に応えられる戦いができるよう頑張りたいと思います。

柿澤史歩選手

いつも応援ありがとうございます。
今回は優勝を目指していましたが、勝たなければいけない所で負けてしまい、3位という結果でした。いつも勝ちきれず、何かが欠けているのだと思います。講道館杯や次の試合のためにも、研究と練習を繰り返して、心・技・体全てにおいて進化できるようにしていきます。また、初戦では延長戦になり12分という長い時間の戦いになりましたが、皆さんの応援が聞こえ気持ちを切らすことなく戦えました。これからも皆さんの応援を自信にして戦っていきます。ありがとうございました。

髙山莉加選手

いつも熱いご声援ありがとうございます。
今回の試合のテーマは「全力で戦う」でした。この大会に向けて、体を大きくすることや担技を覚えたり、宮本武蔵の五輪書を読み戦術を学んだりとできることを精一杯やってきました。今年こそはリベンジし優勝することだけを考えていました。しかし、同じ相手に負けて本当に悔しく情けないです。勝つためにやらないといけないことがたくさんあるので、努力していきたいです。

梅津志悠選手

今大会の目標は優勝して次に繋げることでした。結果は去年と変わらず負けてしまいました。全く自分の力が相手に伝わらず、終始相手に攻められていました。指導を取り、自分がペースをつかんで試合を有利に進めようとしましたが、逆に指導を取られてしまいました。まだまだ地力がなく、通用しないと感じました。組み手、技、試合のペース配分等、一から見直していこうと思います。
たくさんのご声援ありがとうございました。次は全日本ジュニアがあるので、何が何でも勝って世界ジュニアに繋げたいと思います。

児玉ひかる選手

温かいご声援ありがとうございました。 優勝を目標に試合に臨みましたが、2回戦敗退という不甲斐ない結果となってしまいました。まだまだ課題が克服できていないと痛感しました。 今回負けたことをしっかり受け止め、試合で勝つために必要なことをもう一度考えて、今後の大会で優勝できるよう弱い部分を鍛えたいと思います。 次は、全日本ジュニアがあるので今回の反省を生かし、優勝して世界ジュニアに繋げたいと思います。