三井住友海上は、地元住民の不法伐採と焼畑耕作で消滅したインドネシアジャワ島ジョグジャカルタ特別州パリヤン野生動物保護林の再生プロジェクトを通じて、森林と住民の共存と地域の貧困解消という課題に取り組んでいます。
2014年度に開始した現地視察ツアーの第2回目を、21名(うち当社グループ社員・家族18名)参加のもと実施しました。

(1)現地プロジェクト関係者との交流、農業体験

  • 農業省大臣補佐官Ani氏
  • 農業体験
  • 農民との交流
  • 現地プロジェクトのキーマンの臨場感あふれる発表を聴き、このプロジェクトがインドネシア国内おいて高い価値観をもって受け止められていることを実感しました。(発表内容は、環境林業省自然保護局ジョグジャカルタ事務所第2地域部長Joko氏「パリヤン野生動物保護林について」、農業省大臣補佐官Ani氏「農民の生計向上プログラムについて」、ガジャマダ大学の先生3名「環境教育と生物多様性調査について」)。
  • 農業技術指導に参加している農業組合代表Warsijo氏から、熱い思いのこもった感謝の挨拶と決意表明があり、一同、心が熱くなりました。
  • 交流会には多くの農民の皆さんが参加し、トウガラシの作付け(種植え、幼苗の移植、苗木の植付等)について説明いただき、ツアー参加者も農作業を体験しました。

(2)熱帯林トレッキング、記念植樹

  • 熱帯林トレッキング
  • 熱帯林内の鍾乳洞
  • 参加者の記念植樹
  • 熱帯林のトレッキングを行い、2005年頃には焼畑耕作で跡形もなく荒廃していた森林再生の成果を体感しました。30万本の樹木が定着した今では「これこそ森林修復の見本!」と言われるまでになり、インドネシアのトップ官僚、議員、大学教授や、海外企業・団体等からの多くのVIPや専門家が当地を視察に訪れています。
  • ツアー参加者全員が、自分の名前が書かれたプレート付きの記念植樹を行いました(1人5~6本)。30mほどにまで大きく成長する樹種もあり、これから南の島の熱帯林で自分の名前のついた木が大きく育っていくことを想像すると、気持ちが高ぶります。

(3)現地小学生との交流

  • 鼓笛隊による歓迎
  • 小学生との交流
  • 全体写真
  • 当社現地法人が日頃から、学用品、靴、楽器、鼓笛隊の制服の寄付などで支援している小学校のうちの1校を訪問しました。鼓笛隊の演奏や日本語の歌による温かい大歓迎を受け、子どもたちの一所懸命な姿に感動しました。
  • 日本から持参した竹とんぼ、あやとり、シャボン玉、楽器、サッカーボールなどを使って無邪気な小学生と触れ合い、楽しい時間を過ごしました。サッカーボールのプレゼントには先生も大変喜ばれ、即席の贈呈式を開催いただきました。

(4)世界遺産観光、インドネシア伝統文化体験

  • ボロブドゥールの日の出
  • プランバナン寺院群
  • ラーマヤナ舞踏劇
  • 二つの世界遺産、ボロブドゥール遺跡とプランバナン遺跡の訪問、美しい民族衣装と音楽が紡ぎだす伝統舞踏ラーマヤナ観劇など、インドネシアの伝統や歴史に触れ、現地文化への理解や愛着が一層深まりました。
  • ボロブドゥール寺院では、幻想的な日の出の絶景を観ることができました。水墨画のような靄の暗がりがだんだん明るくなっていき、日の差す瞬間、その荘厳な美しさと迫力に静かな歓声が沸き起こりました。

「一般のツアーではなかなか味わえない貴重な体験ができて大満足だった」との感想が多く寄せられました。
今後もこのツアーを継続して実施してまいります。