活動状況

(1)鳥と昆虫のモニタリング

  • モニタリングを行っている森林
  • 確認された鳥の1種
    (オリーブバックトサンバード)

地元ガジャマダ大学に鳥と昆虫を指標とした生物多様性のモニタリングを引続き委託して、森林の生態系の回復状況を見守っています。確認された鳥類の種類は2008年には24種でしたが、2011年には41種に増加しました。また昆虫も、確認されたアリが2006年の5種から2011年の8種に増加したほか、チョウも2006年の5種から2011年の13種に増加しました。このモニタリング結果によっても森林が順調に回復していることが確認できました。

(2)農業技術指導の実施

  • 農業改良指導員のもとで作業を行う
  • エシャロットを植えつけてから約4週間後の農園

住民説明会を実施し、参加する農民40名を選定。実験農場の整備を行い、雨期に入った12月よりトウガラシ・エシャロットの作付けを開始しました。1月、2月には、インドネシア農業省のAni博士による技術指導を実施しました。

(3)環境教育の実施

  • 小学校の先生に対する講義風景
  • 現場での研修風景

2010年度までは不法伐採を防ぐため、小学生に対して森林の大切さを教えてきました。2011年度は、より多くの小学生に教えることができるよう、地元小学校の先生に対する環境教育を実施しました。

(4)パリヤン野生動物保護林を守るためのフォーラム設置に向けた論議

  • 関係者を集めた全体会合
  • 全体会合後の小グループに分かれた意見交換

本保護林を関係者間で管理していく体制を確立するため、フォーラムを立ち上げ、パリヤンを永続的に保全するための議論を進めています。

(5)セミナーハウスの開設

  • 完成したセミナーハウス内部
  • セミナーハウス外観

農業技術指導の研修センター、環境教育の教室として、また、大人数の訪問にも対応できるよう、3月にセミナーハウスを開設しました。

(6)主な行事

1.JICAに協賛して実施したシンポジウム等の開催

  • シンポジウムのオープニング
  • 記念植樹サイトの頂上部分での記念撮影

日本の支援により実施された荒廃地回復プロジェクトの事例を紹介し、技術・知識の共有を図るため、1月にシンポジウムが開催されました。合わせて、JICAの植林サイト、パリヤン野生動物保護林の現地訪問を実施しました。

2.記念式典の実施

  • 当社市原専務の記念式典での挨拶
  • ジョグジャカルタ特別州知事との記念撮影

第Ⅰ期プロジェクト完成と第Ⅱ期プロジェクト推進のための記念式典を、10月に開催するとともに、ジョグジャカルタ特別州知事を表敬訪問しました。

3.当社柄澤社長の現地視察

  • セミナーハウスを訪問
  • 記念植樹

2012年3月に当社柄澤社長が現地を訪問し、植林地、セミナーハウス、実験農場を視察しました。

2011年12月時点での再生状況

  • 2005年10月撮影(植林前)
  • 2011年12月撮影